第2回びわ湖音楽祭
加藤登紀子プロデュース・出演
<日時> 2018年5月20日(日)12:15~16:30
<場所> 大津市和邇文化センター(大津市和邇高城12番地 JR湖西線「和邇駅」から徒歩2分)
<地図> https://goo.gl/maps/iKUBfPHsXpK2
*駐車場数は限りがあります。公共交通をご利用ください。
<プログラム>
12:15~13:30
いざないミニコンサート(和邇文化ホールロビーにて)
ヴァイオリン独奏「沖本みなみ」、サックスアンサンブル「ストーンズサックスカルテット」、打楽器アンサンブル「シュレーゲル」、BSCウオータースポーツセンター・英語による周航の歌合唱グループ
企画:中谷満(滋賀県音楽振興会会長)
13:30開場 / 14:00開演 / 16:30閉演
第一部:大津市立志賀中学校吹奏学部・湖南ダンスワークショップ ・~Lefa~
第二部:加藤登紀子
フィナーレ演奏ゲスト:マンドリンアンサンブル「香久夜」
第2回びわ湖音楽祭の報告(嘉田由紀子実行委員長より)
5月20日、「第2回びわ湖音楽祭」、「周航の歌500人で大合唱」で大成功の幕をとじさせていただきました。皆さまからのご支援、ご協力に深く感謝いたします。
いわゆるロビーコンサートは「いざないミニコンサート」としてそれぞれのジャンルでの実力者が勢ぞろい!中谷満副代表の企画で、サックスアンサンブル、打楽器アンサンブル、ヴァイオリン独奏の沖本みなみさんの公演もお楽しみいただきました。
地元志賀中学校吹奏楽部のファンファーレで始まった「第2回びわ湖音楽祭」。中谷満さんの指揮。ファンファーレに続いてあれだけの難しい曲を中学生が演奏、ということで地元の皆さんも驚いていました。試験前でありながらかなり多くの生徒さんが最後まで残ってくれて、京都新聞では3年生の長田響さんが「会場が一つになり、和(なご)やかな雰囲気になった」とコメント下さいました。
湖南ダンスの公演は、多くの方の心に深く響き、記憶に残る舞台になったと思います。小室等さんののびやかな歌にあわせてのそれぞれの思いを表現する舞台。ばらばらにみえながら実は、場面毎に共通モチーフが隠されています。ナビゲーターのプロのダンサーの北村成美さんたちの長年の蓄積です。
昨年のフランス、ナント市での「文化芸術国際交流事業」での称賛もさもありなん、と思います。障がい者の芸術表現を育てようと「糸賀一雄音楽祭」の17年間の蓄積、県内外にじわじわとひろめていきましょう!
~Lefa~さんの副実行委員長としての企画・実践にむけての語りはよかったです。5月19日、前日の「街なか音楽祭」での平和堂の店内の情景描写などなかなかの語り部!平和堂さんの上原支店長さんふくめて、皆さんに感謝。
またそれぞれの曲目も滋賀にちなんだストーリが奥深くあり、会場の皆さんも改めて~Lefa~さんが地元からデビューした意味を理解してくれたと思います。英語版も人気でした。最後の長い行列は英語版CDのサイン会!!見事でした!オノさん、沖本さん、応援ありがとうございました。
登紀子さんの舞台も、これまで私自身何度も見せていただいた中でも最も円熟した、また会場の皆さんと一体となった場であったと思います。今回の参加者、かなり地元で「新規開拓」された方たちが多かったようです。
「ロシアからフランス、そして過去から未来へよどみなく心の機微を、自分の人生航路にあわせて心の語りと歌を届けてくださった登紀子さん」の「底力」に改めて感動されたと思います。「昨年のびわ湖ホールも感動したが、それ以上に心にしみたコンサート」との声もいただいております。
最後の登紀子さんと~Lefa~さんとの「Revolution」の熱唱は、まさに責任ある懺悔世代、私たちの世代代表の登紀子さんが、息子世代である~Lefa~さんに語る内容としてぴったりです。
「400年前の森をきりきざんで♪砂浜や川や湖を コンクリートでかためて♪生きものたちを♪豊かさのいけにえにしていく♪気づかいないうちに何かが変わった♪いとしいはずのものたちを♪ふとしたはずみで♪殺してしまえる♪そんな息子たちが今ふえている♪生きてることは愛することだと♪ほんとはわかっているのに♪自由なはずの誰もかれもが♪がんじがらめのとらわれ人なのか♪♪♪♪あーあレボリューション!」と伸びやかに謳う登紀子さんオリジナル曲。
登紀子さんが作詞・作曲した歌のなかには、「Seeds in the field」「生きているびわ湖」など、若い人たちと歌うことで、意味が伝わり、心が励まされる歌がたくさんあります。びわ湖音楽祭」を続けていくなら「琵琶湖周航の小口太郎・吉田千秋ワールドにプラスして、いえそれ以上に登紀子ワールド」を来年以降地道にひろげていくのが有効かもしれません。
今回の企画・運営、すべてボランティアでの手づくり運営でした。また企業協賛の皆さまにもこのような苦しい時代の中で最大のご支援をいただきました。ご協力いただきました皆さまに深く感謝致します。
今日のびわ湖は見事に晴れています。冬以来の多忙で懸案だった冬物洗濯を実行!今日の北比良の浜辺には、「ハマヒルガオ」「ハマエンドウ」にプラスして、空には「水平虹」です!水平虹が「びわ湖音楽祭」の未来に光を与えてくれるでしょうか?期待したいものです。
嘉田由紀子 (2018.5.21)
<チケット販売場所> (チケット販売は終了いたしました)満席になる前に、今すぐにチケット入手を!
①びわ湖ホールチケットセンター(現金・窓口販売のみ)☎077-523-7136(受付10時から19時・火曜日休館、休日の場合は翌日休館)
②平和堂くらしのサービスセンター: 和邇店☎077-594-3111/アル・プラザ堅田店 ☎077‐573‐3242/坂本店☎077-578-5350
③今津・琵琶湖周航の歌資料館☎0740‐22‐2108
④チケットぴあ(オンライン販売) または☎0570‐02‐9999「Pコード:113545/興行コード:1815801」
⑤事務局直接販売・問い合わせ ☎090‐1470‐2387(嘉田)*車イス席は5席準備しております。(注)チケット購入後のキャンセルはできません。未就学児の入場は不可。
<お問い合わせ>事務局長/企画委員/柳原 勉
<お問い合わせ>事務局長/小坂育子 企画委員/柳原 勉
■主催:「琵琶湖周航の歌100周年記念事業実行委員会」(代表・嘉田由紀子)
■協力:(公財)びわ湖芸術文化財団、登紀子倶楽部
■後援(依頼中含む):滋賀県、滋賀県教育委員会、大津市、大津市教育委員会、滋賀県音楽振興会、小松学区自治連合会、木戸学区自治連合会、和邇学区自治連合会、琵琶湖橋板再生の会、水と文化研究会
■協賛:株式会社叶匠寿庵、新木産業株式会社、滋賀トヨペット株式会社、株式会社モンベル
■制作:トキコ・プランニング
住民参加の「浜辺・街なか音楽祭」へのご案内
<趣旨>
1917年に小口太郎作詞・吉田千秋原曲の「琵琶湖周航の歌」が生まれ、2017年 で開示100周年を迎えました。この歌を次の世代につなぎ、琵琶湖への関心を深 め、環境保全への意識を高めるために、2017年6月に大津市びわ湖ホールで加藤 登紀子プロデュースの「第1回びわ湖音楽祭」を開催しました。1800人の大熱唱が 実現し、大きな反響をいただき、音楽祭の継続が要望されました。そこで、琵琶 湖周航の歌の一番から六番までに登場する地域を毎年めぐる「周航する音楽祭」 を、加藤登紀子と「琵琶湖周航の歌100周年記念事業実行委員会」が提案しました。
2018年には、琵琶湖周航の歌の2番にちなんで「第2回びわ湖音楽祭」を大津市 北部の和邇から近江舞子地域で開催します。和邇文化センターの加藤登紀子コン サートに加えて、平和堂ショッピングセンターや琵琶湖の浜辺を新たな舞台とし て、そこに琵琶湖辺のカヤックツアーを組み合わせ、琵琶湖風景の抒情性を改め て楽しみます。特に、春の琵琶湖辺は、水辺の生き物が活発に動き出し、まさに 芭蕉が言う「ゆく春を近江の人と惜しみけり」の心情が似合う自然の舞台です。こ の琵琶湖の価値に寄り添って、地域住民の人びとの参加を呼びかけながら、水辺 の風景とスポーツ活動を組みあわせて「浜辺・街なか音楽祭」とします。
また個人サポーターへのプレミアムグッズ(返礼品)として、琵琶湖周航の歌2 番の歌詞「赤い椿」にちなんで、びわ湖真珠付きの「びわこピンズ」を制作します。 第1回のびわこピンズと合わせてお求めください。 なお、この企画は、春の期間、びわ湖ホールを拠点に県内各地の文化ホールで 実施される『近江の春 びわ湖クラシック音楽祭2018』と連携して開催いたします。
(実行委員会代表 嘉田由紀子)